様々な合図を覚えよう
洋食のマナーの合図には、いろいろなものがあります。レストランでオーダーする場合は、メニューを閉じてテーブルの上に置くことが、オーダーの決まった合図となります。
テーブルの上にはナプキンが置いてありますが、取るタイミングは乾杯の後となります。主賓がいる場合は、主賓の人が取ってから取ります。主賓の人がナプキンを取ったことが、料理の始まる合図となります。
食事の途中のナイフとフォークの置き方も、合図としての意味合いを持ちます。食事の途中であることを示すには、ナイフとフォークを八の字に広げておきます。また、料理を食べ終えた合図としては、そのときに使ったナイフとフォークを2本揃え、柄が右側にくるように置きます。
グラスは持たない
食事の途中で席を立つときは、ナプキンを軽くたたんで椅子に置きますが、これは中座の合図です。ナプキンをテーブルに置くことは、すべての食事が終わった合図となります。その後、席には戻らないことを意味しますので、席を立つ際には気をつけましょう。基本的に、食事中に席を離れることはマナー違反とされます。
食事中に目の前のワイングラスが空になってしまった場合、同席者のグラスにワインを注ぐことはマナー違反となります。グラスが空になった際は、黙って軽く手を上げたり、お店の人と目を合わせて空のグラスを持ち上げて合図をするなどします。注がれる際には、グラスは持たず、置いたままにしておき、いらない場合はグラスの縁を指で遮って合図します。
殻のついた海老や蟹など、フォークとナイフで食べやすい料理の場合は、フィンガーボウルが出てきます。これは指先の汚れを落とすものです。つまり、ナイフとフォークで食べることが基本ですが、手を使って食べても良いという合図でもあります。
自分でしないことがマナー
洋食の席においては、何でも自分でしてしまう必要はありません。店員さんに合図してのコミュニケーションがポイントとなります。周囲を汚してしまった場合、物を落としてしまった場合など、自分の不注意であっても気にすることはないのです。
自分でしたことについて自分で責任を持つということとは異なりますが、「自分でしない」ことがマナーであるのです。食事を楽しむゲストに快適な時間を提供することが、店員さんたちの仕事です。
食事が終わった後、料理が良かったことを示す合図となるのは、ナプキンを雑な状態にして帰ることです。この行為には、料理がおいしかったため、またこのナプキンをたたみに来ますという意味が込められています。あいz
