洋食のマナーという観点から見たスプーンの正しい使い方について、紹介していきましょう。

スプーンの正しい使い方

洋食を食べる際には、フォークやナイフと比べると出番は少ないものの、スプーンを使う機会ももちろんあります。スプーンは、特にスープを飲む際に用いられます。洋食のマナーという観点から見たスプーンの正しい使い方について、紹介していきましょう。

スープを飲むときですが、スープをすくう際には、スプーンを手前から向こう側へ向かって動かしていくことが基本的な動作となります。イメージとしては、スプーンを押し出すように動かすことになります。洋食のマナーでは基本中の基本となることですが、飲むときに音を立てることは絶対に避けましょう。

飲んでいると、当然残りの量が次第に少なくなってきます。量にかかわらず、基本的なスプーンの動きについては変わりません。スープの量が少なすぎてすくいにくくなった場合は、左手でスープ皿の手前を軽く持ち上げて傾斜をつけることですくいやすくします。

スープを飲む際のスプーンの位置は、スープ皿の中に入れておくことが正しいマナーです。洋食のマナーにおいてスプーンを受け皿に置いておくことは、スープを下げて欲しい意思表示となるのです。スープが残っていたとしても、店員さんに回収されてしまいます。

ポットスープの食べ方

最近ではスープのバリエーションも増え、趣向の凝らされているものが登場しています。例えば「ポット」というものは、スープのお皿の上にパイ状の生地を焼いたものをかぶせてサーブする料理です。新しいタイプの洋食のスープ料理として、人気を集めています。

ポットを食べる際には、スプーンを左手に持ちます。スプーンを使って軽くたたくことで、パイ状の生地を破いて穴を空けます。その後はスプーンを使って穴を少しずつ大きくしていきます。生地がなくなってきてスプーンがスープに届くようになってからスープを飲むようにしましょう。

ポットについては、スプーンでたたいたパイの生地はスープの中に落ちます。そのパイ生地をスープになじませ、一緒に食べることが正しいポットスープの食べ方となっています。落ちたパイ生地とスープが混ざることによって、香ばしい匂いが醸し出されます。食べる前にまずは香りを楽しむことも、洋食のマナーとなっています。

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